【質問】私の息子(29歳)がギャンブルにお金を貢ぎこんでしまい、サラ金17社から500万円近くの借金をしていました。

息子はすでに返済ができず、毎日サラ金の厳しい取り立てに妻も私も困り切っています。

そこで、私の退職金を出して、息子の借金を清算しようと思いますが、サラ金業者との交渉にあたって、どのような注意点がありますか?

 

消費者金融等のサラ金からの取立てや催促の電話等、本当に憂鬱ですね。どんなにお辛い日々のことでしょうか。

貸金業者がいくら返済を求める権利があるからといっても、実力で借金を回収することは決して許されるべきではありません。

又、債務者の息子さんやご家族を困惑させるような取り立て行為も許されるものではありません。

なお、このような場合、結論から申し上げるならば、息子さんの借金整理については、家族の誰かが保証人や連帯保証人になっていない限り、親子・兄弟・夫など家族のした借金は、他の家族には支払い義務はまったくありません。

本章では、借金の返済に滞り、貸金業者からの取り立てに悩むあなたやご家族さまへ、今後の対処法をわかりやすく解説いたします。

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親が息子の借金の肩代わりをする場合の注意点とは

身内の者が債務整理を行う場合、サラ金業者の言いなりの額を支払うことになり、現実には単なる一括返済にすぎません。

このような整理はサラ金業者にとって、「大変おいしい話」となり、あなたの息子さんは、「大変良い客!優良なお得意さん」と認識されてしまいます。

なぜなら、本来、支払い義務のない親などが自ら進んで返済をしてくれるからです。

そのため、親のあなたが一括返済をしたところで、その後も息子さんにはサラ金業者からの融資勧誘が活発に行われるのは目に見えています。

そして、2度3度とサラ金から借金を繰り返し、多重債務の泥沼に陥っていく可能性を否定できません。

息子の借金の清算を弁護士または司法書士に依頼する

息子さんの借金を、あなたの退職金で肩代わりを考える前に、まずは弁護士または司法書士にご相談をいたしましょう。

なお、弁護士等に借金の清算を依頼する場合の注意点として、息子さんは借金の額などを全て洗いざらしに話し、借金の全額を整理することが重要になります。

中には、サラ金業者の脅しが怖く、借金の一部しか話さずに、他の業者にはこれまで通り支払いを続けるケースがあります。

これでは、たとえ債務の処理が終わっても、すぐに他のサラ金業者の借金が膨らんでしまい、借金解決は不可能です。

このことからも、全ての借金を包み隠さず打ち明けることが必要になります。

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弁護士が介入することで新しく借入ができなくなる

弁護士や司法書士が利息制限法に基づいて債務整理を着手することは、サラ金業者にとっては大変厳しく痛い事案となります。

したがって、以後の「弁護士等が介入した債務者」は貸金業者界では「要注意人物」として簡単には貸し付けないことになります。

つまり、今後の息子さんは、銀行やクレジット・信販会社はもちろんのこと、貸金業者からの借金は新しくできなくなります。

故に、借金に縁のない生活環境を築く絶好のチャンスでもありますので、その方が息子さんにとってもよいと思われます。

また、当然に利息制限法で再計算することで、解決金も安くすむ場合もありましょう。

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息子の借金で親がサラ金と交渉する場合

もしも、父親のあなたが息子さんの借金交渉をサラ金相手に行う場合、できる限り「利息制限法」に基づいて、サラ金の借金額を減額したうえで、“粘り強く”交渉することをおすすめいたします。

なお、できる限り、弁護士や司法書士にご相談をなさってください。

知識不足から、息子さんの借金を整理したと思っても、それが整理になっていなかったり、中途半端な整理であったために後日、いっそう辛い返済に苦しむことになる恐れがあるためです。

また、サラ金業者を相手に交渉を行うことは、精神的に大変な苦痛を伴い、場合によっては業者のいいなりになってしまう恐れもあるのです。

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サラ金すべての借金を残さずいっぺんに整理する

弁護士へ依頼する場合と同じく、交渉にあたって重要なことは、息子さんから借金の全てを洗いざらしに打ち明けさせて、すべての貸金業者について同時に解決するように努力を払うことが大切になります。

たとえ一つであっても整理してない貸金業者が残ることで、借金が再び雪だるまのように膨れ上がってしまいます。

交渉中に業者からの悪質な取り立てが厳しくなってきた場合

一番の心配事として、やはり「取り立て」のことです。

サラ金などの消費者金融は取り立てが大変厳しくもありますが、その取り立てが適法な手段による場合はよくとも、「貸金業規制法の取立禁止行為」で規制されているような取り立ての場合は、監督行政庁にただちに連絡し、適切な行政指導を求めてください。

また、場合によっては、最寄りの警察署などに連絡をするか、告訴手続きをとることによって、悪質な取り立て行為を止めさせることができます。

借金の問題は弁護士または司法書士に相談を!

個人で多額な借金の清算をする場合、このようなトラブルが起きた場合には速やかに弁護士や司法書士に頼むこともよいでしょう。

弁護士等が“債務の事件”として受任した以後は、本人に正当な理由がなく取り立てをすることは法律で禁止されているからです。

そのため、受任以後は貸金業者からの執拗な取り立て行為はパタリとなくなります。

なおクレジットについても、経済産業省の通達で悪質な取り立て行為は禁止されております。

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大切な我が子へのギャンブル依存症に対する正しい知識を身につけましょう

最後に・・・

ギャンブルにお金を貢ぎこむことによる借金は、借金の肩代わりをした後に、再び子供がサラ金から借り入れをして、親が借金の肩代わりを繰り返すことに繋がります。

また、子供本人の立ち直りの時期をなくしてしまいますので、本人にとっても、そしてご家族にしても現実の苦しみに翻弄されることになりましょう。

今は大変お辛い中ですが、どうかご両親様が我が子に「ギャンブルでの借金は払わない」との毅然とした姿が大切になろうかと思います。

なお、ギャンブルによる借金の問題を、ご家族だけで抱え込まずに、家族向けの自助グループも全国各地で開催されておりますので、ぜひご参考になさってみてくださいね。

ギャンブル等依存症でお困りの皆様へ :平成30年3月30日公表:内閣官房 警察庁 金融庁 消費者庁 法務省 厚生労働省 農林水産省 経済産業省 国土交通省

【消費者庁】ギャンブル等依存症でお困りの皆様へ

珈琲 右

苦労のない人生はどこにもありません。

行動しなければ、いつまでたっても幸福はやってきません。

冬の寒さを知る人こそが、春の暖かさを実感できるのです。

苦しみの闇が深かった分だけ、大きな幸福の朝が光りましょう。

大変な中ですが、どうか我が子を信じて人生の舵取りを勇敢に行ってくださいね。