個人再生は、任意整理のように裁判外での手続きではありませんので、非常に強力な法的な力があり、借金の減額幅が大きくなり返済額が少なくなるメリットがあります。
 

さらに、自己破産のようにマイホーム等の財産や資産を処分する必要はなく、職業の資格制限もなく、さらには免責不許可事由などの借金理由があっても債務整理を行うことができます。
 

このように、個人再生には大きなメリットがありますが、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。早速確認してみましょう。
 
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個人再生の6つのデメリット

 
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個人再生のデメリットとしては、下記のようなものがあります。
 

①ブラックリストに登録される

 

個人再生手続きを行うと、個人信用情報機関に「事故情報(いわゆるブラックリスト)」として登録されます。

 
過払い請求にしても、任意整理にしても、自己破産でももちろんブラックリストの載ります。
 
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それでは、ブラックリストに登録されるとどのような不利益があるのでしょうか。
 

・サラ金や信販会社、銀行等から5~7年程度は新たにお金を借りることができない
 

・自動車や住宅、品物などの購入の際、新たにローンやクレジットを組むことができない
 

・借入の返済が遅れると、カードの利用はできなくなり、新しいカードも作れない

 
ブラックリストの不利益はこの程度ですので、個人再生によってブラックリストに登録されても、日常生活には全く支障はありません。

 
ブラックリストに登録されることで、新たに借金ができなくなりますので、借金のない生活を築いていける第1歩となます。
 

このことからも、ブラックリストはメリットと捉えて、ブラックリストへの登録に怯える必要なないのです。

 

②官報に氏名や住所が公告される

 

官報に氏名や住所が載るといっても、そもそも官報を愛読する人などおりません。

 
また、市町村役場の「破産者名簿に登録」されても、この破産者名簿を一般の人が見ることはできません。

 
このことからも、官報への公告を恐れることはありません。

 
なお、自己破産をした場合でも官報への公示をはじめ、破産者名簿に載りますが、一定期間が経過すると名簿からは抹消されます。
 

③個人再生手続は要件が厳格

 
個人再生は借金の返済に困窮してる債務者に有利になっておりますが、その一方では個人再生の利用要件が任意整理や自己破産と比べると比較的に厳格とされます。
 

④個人再生は借金の総額が5000万円以上は適用にならない

 
個人再生では利息制限法に基づいた引き直し計算をして、借金総額が5000万円を超えると再生計画は不認可となります。
 

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⑤個人再生は将来にわたって収入が見込めな人は利用できない

 
以下に該当する場合、個人再生の利用はできません。
 

【小規模個人再生の場合】

 
①住宅ローンと除いた借金の総額が5000万円以上は、個人再生を利用できません。

 
②将来にわたって継続的に、または反復的に収入が見込めない人には、個人再生の適用になりません。
 

なお、小規模個人再生の主な対象は自営業者ですが、会社勤めの方や公務員も対象になります。
 

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【給与所得者等再生の場合】

 

小規模個人再生の①と②を含めて、定期的な収入の変動幅が大きいと見込まれません。
 

収入の変動幅では、「過去2年間の収入で、変動幅がプラスでもマイナスでも20%以内」であることが、一つの目安とされています。
 

なお、給与所得者等再生手続きは、自営業者の利用はできません。(パートやアルバイトの方は場合によっては利用が可能です。)
 

※生活保護を受けている方の場合、どちらの個人再生も利用できません。

 

⑥個人再生手続きは費用がかかる

 
個人再生手続きは費用がかかるということが大きなネックです。
 

個人再生手続きには、通常、申し立て手数料、予納金、郵便切手等、そして弁護士費用などを含めると、結構な高額となります。

 
しかしながら、弁護士や司法書士に依頼せずに本人で手続きをするならば、裁判所への提出書類が非常に多く、また、記載事項も素人では難しい面もあることから、債務整理の中でも非常に難易度が高いものです。

 
そのため、弁護士または司法書士に委任することで、ほとんどの手続きは一任でき、また安心で安全といえましょう。

 
費用の面については、個人再生での一定額の分割返済もありますので、あなたの負担にならないように、弁護士または司法書士と検討してまいりましょう。

 
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ツワブキ(困難に負けない)ツワブキ(困難に負けない)

個人再生手続きのデメリットをメリットと捉えることが大切ですよ!弁護士さんや司法書士さんとしっかりご相談されて、あなたに適した債務整理を選択してくださいね。あなたの借金は必ず!解決できるのですから!